デンマークを訪れたことのある人は、デンマーク人の好きな伝統的なスイーツの1つ、ラクリス(甘草)をご存知なのではないでしょうか?!
創業者のヨハン・ビュロは、ラクリスをいかに美味しく多くの人々に受けれてもらえるか、14か月もの間キッチンでの実験や試行錯誤をした結果、2007年に創業しました。現在では、世界中に200店舗を持つ高級ラクリスブランド、LAKRIS BY BÜLOWとして不動の位置を確立し、ラクリスを新しくモダンなテイストと美しい見た目で、私たちを楽しませてくれます。
ヨハン・ビュロは、ラクリスを全く新しいテイストとして製品開発に注力する一方で、パッケージについてもイノベーションに取り組みました。消費者は、購入する製品がレスポンシブル・パッケージ(環境配慮型パッケージ)であることも選択肢として購入していることから、パッケージが食品だけでなく広くマーケットでの競争力に影響を与えていることに注目をしました。
「容器のラベルはサステナブルペーパー素材を使用し、ギフトボックスの70%はリサイクル素材を使用しています」
サステナブルパッケージへの世界的需要
つくる責任・つかう責任(SDGs12)への世界的に高まる需要は、消費者の製品パッケージの選択にも影響を与えています。LAKRIDS BY BÜLOWにとっては、パッケージに使う素材の変更と、“サステナブル・ラグジュアリー”への転換への契機となりました。“サステナブル・ラグジュアリー”とは、ハイエンドな商品を作ることでサステナビリティを諦めないということです。
まず最初に、100%リサイクルまたはリサイクル可能素材のプラスチックを容器に使用し、蓋のメタル素材のシールの使用を止めることから始めました。容器のラベルはサステナブルペーパー素材を使用し、ギフトボックスの70%はリサイクル素材を使用しています。
最適化を続ける
近い将来、企業は環境配慮への梶を取ったことで多くの恩恵を得ることになるでしょう。LAKRIDS BY BÜLOWはパッケージングの生産をサステナブルにする方針を決断したことで、よりサステナブルにしていくために、生産方法の最適化を更に進めていくことになります。
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嫌われ者のラクリスが、ラクリスをタダで配って世界制覇を目指す、笑いを誘うムーヴィーもご覧ください👇
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Photo credit: Lakridsbybulow